イベント動画はどう作るの?種類や動画制作のメリットを紹介!
観客の関心を集めたい・効果的に情報を伝えたい・何度も使える資料が欲しい、動画制作の理由はさまざまです。イベントのために制作する動画はどのように作るのか、またどのような種類があるのか、メリット・デメリットを含めて紹介します。目的に沿って効果的な動画を制作し、イベントを成功させましょう。
イベント動画とは
セミナーや展示会など社内外で流す映像などを総称して、イベント動画と呼びます。会場の雰囲気を盛り上げたり、長時間イベントの場面転換をしたりするのに効果的で、さまざまな用途で使用されます。情報を素早く伝達し理解を深めることにも役立つので、非対面のイベントにも有効です。
制作するメリット
イベント動画の利便性について話しましたが、制作するメリットはほかにもあります。動画ならではの効果やメリットについて、ひとつずつ確認してみましょう。
・短時間で多くの情報を伝えられること
BGM、アテレコ、字幕などの技術を利用することで、動画内に多くの情報を入れられます。キャラクターを登場させストーリーのある展開にすれば、小さな子どもでも理解しやすい内容になります。工夫次第で多くの情報を幅広い年代に届けられるのが強みです。
・資源を削減できること
動画内に情報を集約し配布資料を削減することで、環境に配慮できます。
・何度も使えること
基本情報やPR動画など何度も使用する内容で動画を作れば、動画を使い回せます。動画をアップロードすれば、場所を選ばず情報を共有できます。
イベント動画の種類
イベント動画は、使用する場面によって呼び方が異なります。使用場面に適した効果や編集があるので、制作目的とシチュエーションをイメージしながら適した手法で動画を制作しましょう。
・オープニングムービー
イベントの最初に流す動画を、オープニングムービーと呼びます。参加者の注意を引き、イベントへの期待感や没入感を高めるために使用されることが多いです。インパクトのある編集が好まれ、カウントダウン映像や耳に残る音楽を使った工夫がみられます。
・アタックムービー
イベントの途中に流す動画を、アタックムービーと呼びます。長時間開催されるイベントなどで、メリハリをつけるために使用されることが多いです。動きの少ない画面や話を聞いていると集中力が途切れてしまいますが、映像を差し込むことで注意を再度集められます。
・エンディングムービー
イベントの最後に流す動画を、エンディングムービーと呼びます。イベントの振り返りとして情報をまとめたり、記憶に残したりしたい情報を流す場合が多いです。結婚式にも多く用いられ、1日の様子をまとめた映像を流すことが多くあります。
・ティザームービー
主にイベントの告知を目的とした動画をティザームービーと呼びます。ティザーは「焦らす」という意味を持ち、あえて情報を少しずつ公開することでターゲット層の興味・関心を惹く手法です。興味を誘う演出や工夫が必要とされています。
イベント動画制作の進め方
まずは動画を制作するにあたって、自分で作るのか、制作会社に依頼するのかを決める必要があります。それぞれの手順を確認しながら、目的や予算にあった方法を選びましょう。
個人で作成するときの手順
個人で作成する場合には、無料の編集アプリを使用するのがよいでしょう。インターネットで調べると、無料アプリがたくさん出てきます。有名なアプリであれば、使用感の比較や手順についてインターネットに情報があがっています。ブログやYouTube動画を参考にしながら、試してみましょう。
依頼するときの手順
外注する場合には、制作会社かフリーランスクリエイターに依頼するのがよいでしょう。編集レベルや技術力によって提示金額が異なるので、相見積もりを取ることをおすすめします。金額相場は、30秒の動画で10万円ほどです。
イベント動画制作のポイント
動画制作をする前に制作のポイントを理解しましょう。目的にあった動画を制作するためには、素材の確認、コンセプト決定、客観的に確認をすることが大切です。
素材の用意と撮影
動画に必要な素材は用意できていますか。撮影が必要な場合には、人員確保や撮影許可などの準備が必要です。外注する場合にも、素材の有無によって金額が大きく異なるので注意しましょう。
コンセプトを決める
動画のコンセプトは決まっていますか。動画を通して相手に何を伝えたいのか、動画の方向性を意識することで、必要な素材や文言など細かなイメージが膨らみます。理想を形にするために重要な作業です。
相手の立場で確認する
完成した動画は、見る人の立場になって確認してみましょう。依頼者・制作者以外の立場で冷静に判断するだけで、より分かりやすい動画になります。
まとめ
イベント動画には種類があり、制作方法も複数あることが分かりましたね。どのようなシーンで使用する動画なのか、動画を用いて何を伝えたいのかを明確にすることで、制作目的に適した動画スタイルを選びましょう。自主制作ではなく、外注をする場合には、相見積もりを取るのを忘れないようにしてください。制作会社・クリエイターによって提示金額は異なるので、提示金額や作業内容を比較することも大切です。