デジタルサイネージって何?映像制作のコツとは

公開日:2022/09/15  最終更新日:2022/09/16


新たな広告ツールとして注目を集めるデジタルサイネージ。この言葉は知らなくても、ほとんどの人は見たことがあるはずです。デジタルサイネージとは、どのような広告ツールなのでしょうか。この記事では、デジタルサイネージが何か、そしてデジタルサイネージに使用する動画について、コストや製作のポイントを解説します。

デジタルサイネージとは

そもそも、デジタルサイネージとはどのようなものなのでしょうか。実は、ほとんどの人が意識していなくても、デジタルサイネージを日常的に見ているのです。

デジタルサイネージ(Digital Signage)

デジタルサイネージは「電子看板」という意味です。これまでのポスターのような紙媒体の広告ではなく、デジタル技術を活用してモニターなどに写した広告のことを、デジタルサイネージと呼びます。渋谷のスクランブル交差点や、マンハッタンのタイムズスクエアなどを想像すると分かりやすいでしょう。近年では動画を用いた広告が主流になりつつあり、そこで再生される動画を「デジタルサイネージ動画」と呼びます。

デジタルサイネージの種類

デジタルサイネージは、配信方法によって「スタンドアロン型」「ネットワーク型」「インタラクティブ型」の3つに分けられます。

「スタンドアロン型」
USBメモリなどに広告データを保存して、オフラインで運用します。

「ネットワーク型」
クラウドなどに保存された広告データにアクセスすることで、広告を再生します。

「インタラクティブ型」
タッチパネルなどを搭載することによって、ユーザーに合わせた情報を提供する方式を指します。

デジタルサイネージ動画が活用されている場所は?

さまざまな場所で活用されているデジタルサイネージですが、広告効果の高さなどから特によく採用されている場所を紹介します。

駅前などの屋外スペース

人が多く集まる駅前は、デジタルサイネージが活躍する場面です。駅前ビルに設置された大きなモニターに流れる「ビルボード広告」などが、デジタルサイネージに入ります。屋外広告としては最も規模の大きいもので、技術の発展に合わせて、さらに進化していく場面です。

公共交通機関の広告スペース

駅構内の柱や壁、電車内などでも、デジタルサイネージ動画が活用されています。駅や電車内では長い動画が流せなかったり、音量が制限されたりなど、制約があります。そこで最近は、タクシーの後部座席にモニターが設置されていて、そこに広告動画が流れるというのも増えています。

店頭や店内のスペース

デジタルサイネージは、飲食店などでも活用されています。商品の購入やサービスの利用について、消費者に最後の一押しをする「ラストワンマイル」と呼ばれる手法として、デジタルサイネージが活躍しています。新商品の紹介やバーゲンセールの告知だけではなく、施設案内についての動画を再生する取り組みも増えています。

デジタルサイネージ用動画の制作費用

デジタルサイネージ用の動画には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、デジタルサイネージ用動画の製作費用について、おおまかな値段を見ていきましょう。ちなみに、デジタルサイネージの実施には、広告を流す場所の使用コストなど、動画制作以外にもさまざまな費用がかかります。

デジタルサイネージ用動画の製作費用

動画制作にかかる費用は、製作プロセスや要求するクオリティによって大きく変動します。製作会社が提示するテンプレートに沿って、自社で素材を用意する場合は、10万円から30万円が相場となっています。このテンプレートから外れてオリジナリティのある動画を製作しようとすると、30~80万円程度かかります。

そして、すべてオリジナルで完成度の高い動画を製作するのには200万円以上が必要になることもあります。事前にデジタルサイネージにかけられるコストと求めている成果を比較して、どの程度の動画を製作するか検討しましょう。

動画制作にかかる費用の内訳

動画制作にかかる費用は、大きく分けて、企画費・人件費・諸経費に分けられます。高いクオリティの動画を製作するのにはそれだけの費用がかかりますが、とくに人件費は製作会社によって大きく異なるため、動画制作を依頼する企業は慎重に選びましょう。

デジタルサイネージ動画を制作するポイント

最後に、デジタルサイネージの効果を高めるために、動画制作の際に重要となるポイントをいくつか紹介します。

インパクトのある動画を作る

デジタルサイネージは、公共スペースなどの屋外に設置することが多いため、テレビのコマーシャルほど、人に意識されません。通りすぎる人々の目を引くためにも、インパクトのある動画を心がけましょう。動画内の動きが大きく、ロゴなどの文字が目立つ動画ほど、注目されやすいです。

設置する場所や設置サイズを意識する

デジタルサイネージ動画は、設置する場所を意識する必要があります。空港など、外国人観光客が多い場所では、事前に使用される言語を分析したうえで、字幕を表示するなどの取り組みが必要です。デジタルサイネージは広告なので、まずはターゲットを明確にすることが重要です。そして、動画を流す予定のスクリーンについて、大きさはどれくらいか、サイズは縦長か横長かを考慮して動画制作をすることも大切です。

まとめ

デジタルサイネージは、新たな広告手法として数々の企業で採用されています。とくに、デジタルサイネージ動画は、効果の高さから、大きな注目を集めています。通常の広告よりも高いコストがかかりますが、動画製作のポイントを押さえることで、これまでになかった広告効果を得ることができるのです。

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